毛深いから幼稚園や保育園の登園拒否に陥るケースもあるという現実
「毛深いというだけで幼稚園や保育園の登園拒否なんて!」と思っていませんか?
でも、現実には、お友だちの心ない一言に、深い心の傷を負ってしまっている子供がたくさんいるのです。
毛深いことが原因の登園拒否
幼稚園や保育園の年齢だと、6歳くらいまでなので、まだムダ毛に関心を持たないと思っている人も多いかもしれません。
でも、露出の多い季節には、一緒に遊ぶ中で毛深い腕が目につき、仲の良いお友だちから指摘されてしまうことがあるんですよね。
たとえば、こんな5歳の女の子のケースがあります。
お友だちはまだすべすべの肌なのに、その女の子だけ毛深いので余計に目立つ。
年少の頃からすでに「毛がいっぱいでパパみたい」と言われ、いやだな~と言っていました。
年長になって「毛がいっぱいだから男だ」と言われるようになったのが決定的だったようです。
幼稚園が大好きだったのに、幼稚園に行きたくないと言い出したのです。
まだ幼いのに悲しい状況ですよね。
それでも、この女の子は、状況を母親にきちんと伝えられているほうだと思うんですよね。
まだ就学前ですから、はっきり言えなくて親が気づいていないケースもたくさんあるのではないでしょうか。
あなたの子供が毛深いとしたら、幼稚園や保育園でイヤな思いをしているかもしれません。
何気なく、そのあたりの幼稚園や保育園での生活を探ってみるのも大切なのかもしれませんね。
子供も親に相談し、悩みを解決するきっかけを探しているかもしれませんから。
登園拒否を解決するには
では、幼稚園や保育園の年齢で子供が気にし始めてしまったら、親はどのように対処したら良いのでしょう?
一番簡単にできるのは、フェリエなどのトリマーで軽く処理してあげることではないでしょうか。
肌を痛めることなく、簡単に処理ができます。
ただし、定期的に処理をしないと伸びてきますので、注意してくださいね。
毛が濃く太く硬くならないような処理方法もあります。
毛母細胞に働きかける方法です。
成長するまで親子の絆を大切に
このように、毛深い悩みを解決する方法はいろいろ選択肢があります。
どれもメリットだけでなく、ある程度のデメリットもあるのが難点ですが…。
どれを選ぶのが子供にとって最適なのかは、年齢や性格、毛質によってそれぞれ違ってくると思います。
親子でよく話し合うことが、欠かせないのではないでしょうか。
もちろん、個性だからと説得するのもひとつの方法ですよね。
でも、就学前から悩みを抱えている子供は、成長して大人になるまで、10年以上、毛深い悩みと付き合っていくことに…。
その間、親の判断を押し付けたり、逆に子供の勝手に任せたりしてしまうと、後々まで心の傷が残りかねません。
毛深い悩みは、子供にとっても大きな問題で、メンタルとも深くかかわっていきます。
引っ込み思案で自信のない子供にならないためにも、親子の絆を大切にして、何でも話し合える状態を保ちましょう。
信頼関係があれば、体の変化や悩みもきっと上手に乗り切ることができますよ。
うまく乗り切るために精神的なアドバイス、身体的なアドバイスが必要かなと思います。
心のケアが終わったら、体のケアをしてあげるのはどうでしょう?