子供が毛深いから脱毛したい…医療機関でできるという事実!
子供が毛深いのは、親にとっても悩みの種です。
大人と同じように処理して良いとは思えませんが、では、どうしたら適切な処理をしてあげられるのでしょう?
「子供に脱毛っていつから出来るのかな?」って思われているのではないでしょうか。
ここでは、医療機関での脱毛について解説していきましょう。
医療機関での脱毛とは
医療機関での脱毛は、いったいどんな方法で行われるのでしょうか。
子供にも適切な方法なのか不安に思われるかもしれませんので、具体的な方法と手順をチェックしてみましょう。
基本的には、黒色に反応するレーザーを肌に当てて毛根にダメージを与え、毛を生えないようにする方法です。
医療レーザー脱毛といわれていますよ。
エステ脱毛も同じ原理ですが、医療機関の場合は高い出力なのが特徴ですね。
二度と生えてこないようにダメージを与えられるので、半永久的に脱毛が続きます。
脱毛したい部位にレーザーを照射します。
脱毛機器は照射と同時に冷却し、痛みを軽減する仕組みになっています。
脱毛は、1回で終わりではありませんので気を付けてくださいね。
1回の照射でやっつけられる毛は、全体の20~30%といわれているんですよね。
少し分かりにくいかもしれませんが、毛には毛周期というものがあります。
パッと肌を見た時に見える毛は、全体の30%。
それ以外は、まだ毛穴の奥にいたり、生える準備をしたりしているんです。
うちもらし(うまく照射ができなかった)もあるので、大体6回~8回は通わなくてはいけないということになります。
生える準備をしている状態に、いくらレーザーを照射しても、毛を生やす毛母細胞までレーザーの威力が届かないので、脱毛効果がないんです。
ですから、間隔を空けて数回施術することになるんですよね。
新しく生えてくるタイミングを見計らって、照射するわけですね。
この成長期の毛だけが、医療レーザー脱毛の力が毛母細胞に伝わるので、抜け落ちるわけです。
休止期、減退期の毛の場合は、毛母細胞まで力が伝わりません。
ですから、その2つの周期の毛は、成長期へと移行したときでないと、破壊することができないんです。
早ければ、3回程度でかなりツルツルになります。
部位や毛質(効果が出やすい毛質)よってはもっと回数がかかる場合もあります。
個人差が非常に大きいので、注意が必要になりますね。
でも、抜け落ちてしまえば半永久的に毛深い悩みから解放されます。
ずっと続く除毛や抑毛に比べると、簡単な処理方法と言えるのではないでしょうか?
医療脱毛は、根本的にムダ毛を解消できる点、医療機関なので万が一の時に安心という点などがメリットです。
高度な技術による脱毛になるので、子供の肌にもダメージが少なく、安全で簡単にできる処理方法だと思いますよ!
医療脱毛は高校生から?
最近は、子供の脱毛を扱う医療機関が増えています。
ただし、あまり小さい子供には施術できないというクリニックもあります。
医療機関(院長・医局長)によって、大きく異なります。
何歳からでもOKな医療機関、16歳からOKな医療機関と、様々です。
背景にあるのは、脱毛は高校生になってからという考え方です。
これは、痛みや施術方法の問題ではなく、中学生までは毛の生え方が安定していないという理由のようですね。
また、毛周期もばらつきがあるので、効率よく治療するのが難しいのです。
そのため、生え方が安定してから施術したほうが、二度手間を避け、将来的に不要になる部位を施術するリスクもなくなるわけですね。
でも、低年齢から悩みの種となっている場合もありますよね。
「高校生まで待てない」という気持ちもよく分かります。
その際は、また毛が生えてくるのは分かっているということを、医師に伝えましょう。
医師が脱毛を躊躇するのは、また生えてくるという事実があるからです。
肌トラブルが心配というのもありますが、根本は、また生えてくるから。
第二次性徴期を迎える前に脱毛すると、また生えてくるわけですが、今生えている毛は脱毛できるし、その毛穴からは二度と生えてきません。
今生えている毛で困っている子供の心境は、これで解決されるんですよ。
費用を考えると…
医療機関での脱毛は安心の反面、費用もかかり、一大決心をして取り組むことになるでしょう。
どの方法が合っているのか、どの方法ができるのか、親子でもよく話し合って結論を出してくださいね。
小さいうちは、気になるところ(例えば指毛とか甲の毛とか)だけを、脱毛するという方法もありますね。
脱毛ができる医療機関については、こちらで、もう少し詳しく書いています。
⇒子供に生えたムダ毛の永久脱毛は医療機関でするに限る!